野守 美奈
幻冬舎コミックス
発売日:2011-01
所有者の側を離れると淋しくて死んでしまう人造生命体『輝夜』のお話。
一番古いもので1997年~2003年ぐらいのものを集めた作品集で、
分厚く読み応えがあった。
全てのお話に同じ顔の輝夜が登場しているけど別の個体で、人造生命体である彼等は御主人(所有者)の望む形であろうとするので性格も成長度合も全く違うという面白い設定。
最初のお話は
軽いジョブ級のストーリーで、所有者が亡くなって遺産相続で親族が競争するっていうスジ。
勝敗は館に一緒に住んでいた青年の決める物探しゲームに勝つことで決められることになり、館の中を探しあるくうちに昔をだんだん思いだしてきた主人公が、青年の望むものを “思いだし” 探しあてることに。。。
という感じで、この話で『輝夜』とは何ぞや?というのが頭に入る。
2話目でじゃぁそれは一体だれが創ってるのかってことで、そもそもの製作者が絡む話がでてきて、可哀そうでウルウルする。
所有者には絶対逆らえず、どんなに虐げられたとしても側にいなければ弱っていずれ死んでしまうというのが、もう、悲壮感漂っちゃって涙腺弱い人はだめだろうな~って思う。
所有者はじーちゃんからぼっちゃんまで年齢の開きはかなりあって、
主人を選べるわけじゃない から可哀そうな子はとことん可哀そう。
いくつもお話が入ってるから、もしかしてバッドエンドなんてきちゃったらどうしようかと途中でハラハラしたが、やっぱりBLってそれはないのよね~
なんだかんだで、
最終的には笑顔になれる輝夜ばかりだった。
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